今日観たい映画ログ

映画とたまに仕事についてまとめています。

【感想】映画『スティーブ・ジョブズ(2013)』

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

2013年の公開当時にも見た映画だけど、久しぶりに見返してみた。

スティーブ・ジョブズがAppleを起業した話。

起業について回る一連のストーリーがコンパクトにまとめられていて、分かりやすい映画でした。

 

個人的に好きなポイントは、吹き替え版でスティーブ・ジョブズの声優が小野大輔で、ウォズニアックの声優が高木渉ってところです。

ジョジョのアニメ見た後だったから、空条承太郎と虹村億泰にしか聞こえなかった(笑)

Appleって杜王町にあるのかしら(笑)

 

 

【感想】映画『スティーブ・ジョブズ(2013)』

映画『スティーブ・ジョブズ』の感想

Photo by Julian Hochgesang on Unsplash 

 

起業の話を描いた映画は多い。

この映画もそのひとつ。

 

スティーブ・ジョブズのことを少し極端に書いているような印象があった。

「誰かの下で働くことができない」みたいな台詞があったけども、それを出す必要があるのか?

彼の場合、やりたいこと・実現したいことがあって、それができない状況に苛立っていたんだと思う。

それを「誰かの下で働くことができない」から「起業する」っていうのは、起業に至る気持ちの表現がしたかったのだろうけど、スティーブ・ジョブズを描くには少しアクセントが足らない気がした。

 

そして、NeXT時代のジョブズが全くない。

ジョブズをAppleから追放してから、Appleの業績が悪くなっていく描写をどんどん流していて、映画の後半はジョブズというよりもAppleにフォーカスが当たっていた。

映画もブログの記事と同じで、1記事につき1テーマ(起承転結の筋がしっかり通ってるもの)が大事だと思う。

だからか、後半の息切れ感、脱線感は拭えなかった。

 

全体的にわかりやすいし、面白いところをピックアップしているので、評価は5段階で3.5かな。

Appleに限らず、スタートアップの厳しさや創業メンバーの入れ替えが起きること、役員同士で対立など、起業あるあるのストーリーがしっかり描かれていて良かった。

これから起業を考えている人は、一回見ておいて損はしない。

Facebookの起業のストーリーを描いた映画『ソーシャル・ネットワーク』のほうが、その辺りをしっかり描いてるから、こっちもオススメです。

 

さいごに

実をいうと、こっちの『スティーブ・ジョブズ』を見る予定じゃなかった。

2015年版の『スティーブ・ジョブズ』を見ようと思ってたんだけど、見つからなかったから2013年版で我慢。

2015年版のほうが、ジョブズの人としての部分にフォーカスしていた気がする。