検索からの流入が増えてきて、ちょっぴり嬉しい僕です。
最近の映画を書いているので、トレンドネタでヒットしているんだろうなぁ。
さて、今回はホラー映画『きさらぎ駅』を観てきました!
スレで読んでいた世代なので、ドンピシャすぎて観たい欲が凄かったです...笑
でも、当日映画館は結構な人数、大学生がいたので、都市伝説系は若い子にヒットしやすいんだな〜と感じながら観てきました笑
では、これから映画『きさらぎ駅』の感想と考察をネタバレ含みながら書いていきたいと思います。
【ネタバレあり考察】映画『きさらぎ駅』ストーリーがしっかりしていて面白いホラーでした!
Photo by Stereo Brighton on Unsplash
異世界とか、神隠しとかって良いですよねー。
ゲームやアニメでこれ系はほとんど見ています。
ハマったキッカケは『サイレントヒル2』です!
サイレントヒルの裏世界に行く描写が何とも言えない不思議さがあり、魅力的でした。
そして、ストーリーも感動できる内容で非常に良いです。
まだ映画化されていないですが、今新しくサイトレントヒルが映画化されているところなので、もしかすると可能性ありますよ!?
『きさらぎ駅』は、まず予告の見せ方が秀逸です!
※ここからネタバレを含みまくるので、まだ観てない方&ネタバレを読みたくない人はブラウザバックしてください笑
予告の見せ方が上手いなーと思いました。
結構見せる予告だなーと思っていたら、ホントに序章だけでした。
たぶん「きさらぎ駅」というストーリー自体が有名だったので、元々のストーリーをそのままやっただけではウケないと思って作っていたのでしょう。
今回の映画では「きさらぎ駅」は、話の前座として使われている感じです。
幽霊や神隠しよりも怖いのは、、、
”やっぱり人です...!”という考えられた構成でした。
異世界エラベーターをネタに取り入れたのは神案だと思う
きさらぎ駅への行き方に異世界エレベーターを入れたのは、名案だと思いました。
というのも、そのネタも使うか!と観客を喜ばせつつ、行く方法を明確にしたことで最大の疑問(この映画での醍醐味)に気付きにくくすることに成功しています。
実際、色々な漫画や映画で異世界に行く時に、決められた手順を踏むことで異世界に行く方法を書いているものがあります。
PS2のゲーム「SIREN」のようなFPS(一人称視点)で話を進めたのも良かったですし、この設定がそれともマッチしているのが良かったですね。
葉山純子(佐藤江梨子)は、堤春奈(恒松 祐里)以外にもすでに何人も送っていた
葉山家に最初訪問した時に、純子の部屋には神隠しやきさらぎ駅の資料をまとめているのが見えます。
そして、それを純子は何も言わずに隠します。
初見だと、自分が遭遇した神隠しだから、調べたくなるのも当たり前かと思うシーンです。
が、しかし、
純子が真に願っているのは、きさらぎ駅に誰かを送り、異世界の住人を現実世界に連れ戻すことでした!
そして、ラストに意味深なセリフがあります。
「後になってわかったことだけど、きさらぎ駅から帰るための光の扉には最初の一人しか通れないの。」
つまり、春奈以外にも興味を持って話を聞きに来た何人か送っていて、送ったは良いけども純子が思っている結果にならなかったんだと察せます。
(そもそも、きさらぎ駅への行き方が確率できなかったケースもあると思います)
プラス、純子の罪悪感もあったのでしょう。
送った人も帰ってきて欲しいという気持ち。。。
しかし、何人か送ってみて、望む結果のためなら生贄も必要だと理解したのでしょう。
なぜ帰ってきた時に7年経っていたのか
ラストまで見るとわかりますが、きさらぎ駅がループの世界だったからです。
単純に新しい人が入ってこなかったのもあると思いますが、純子がスムーズに出れなかったケースもあった。
純子が入ってから他にも何人か入ってきたけども、毎回入ってきた人が抜けることが続いていて、純子が抜けるまでに複数回ループしていると思います。
(新しい人が入らないと出られないって話は、世にも奇妙な物語の『13番目の客』ですね)
結果、抜けるまでに何日もループしていて、出た時には7年経っていたんだと考えられます。
さいごに
色々とネタを取り込んでいて、非常に面白いホラー映画でした。
爆発や浮遊のB級映画のような演出もありましたが、ストーリーがしっかり作り込まれていて見入ってしまう作品です。
ホラー映画が好き、ホラーゲームが好きなら、一度観に行っても損しないと思いますよー。
原作も読んでみると、なお楽しめるかなと!