ブログ更新をサボっている僕です。
最近仕事が忙しい。
毎日結構時間かかっているのに、結局終わらないという良くない状況に入っている。
なんか色々とタスクが回ってくると、ポロポロ漏れてくるよね...
さて、ネガティブな話題は置いといて、リフレッシュに映画を観てきました!
「このブログ、映画の感想ブログかぃ!」ってほど映画の記事多くなってきました笑
映画、書きやすいからね...笑
今回観てきたのは『流浪の月』です。
原作の小説も人気だけど、映画では広瀬すずと松坂桃李の禁断の恋愛が見れます。
見て思った簡単な感想を書いておきます。
ネタバレあり、映画『流浪の月』の感想
Photo by Morgan Sessions on Unsplash
絵が美しいから魅入ってしまう
とにかく絵が綺麗。
こういうのを映画って言うんだと思う。
ちゃんと絵になる絵を撮り続けているのがすごい。どのシーンを見ていても絵になるし、構図が良い。
なんていうか、これだけでも観続けられる映画だった。
そう思うのはちょっと前に他の映画を見たんだけども、明らかに絵がおかしい(というか絵になってない)映画だったから。
絵が良い、音楽が良い。
それだけで映画は成立するんだってことに気づける映画だった。
そして、全体を通して、日本の文学っぽさを表現する絵だった。
美、儚さ。
セリフやストーリーになくても、作品全体から伝わってくるこの部分はどうしたって美しい。
この映画はセリフよりも風景やシーンを楽しむほうが感じれるよ。
ストーリーはちょっと苦手。後半は不幸マシマシすぎて重たい。
なんというか、ここまで落とさなくてもいいんじゃないの?
と思ってしまうほど不幸マシマシのラストだった。
原作読んだことないから知らないけど、原作もこうなのかしら?
(Amazonの紹介文を読む限りは、原作そのままっぽいけど)
不幸すぎて途中からちょっと見ていられなかった。
シーンがカバーしている。
内容重たすぎて、ずっと見ているのが辛い。
誰もが誰も狂っている。社会はネジが足りない人の集まり。
ストーリー面で一番思ったのは、登場人物のほとんど全員がおかしいこと。
犯罪者と被害者だから・・・
みたいな感じで周りから見られているけど、周りの人たちのほうがよっぽどおかしい人ばかり。
子どもとちゃんと向き合えない母親。
彼女を物のように扱う彼氏。
自分の自由のために子どもを置き去りにする若い女。
人の話を聞かない警察。
犯罪者だったら攻撃しても許されると思っているその他大勢。
表には出ないけど、主人公を取り巻く人たちがおかしい。
現代社会の暗闇なんだろうか?
本当に大事なことや、本当に必要とされていることって真正面からやると、多くの人には理解されないものなのかな。。。
自分はそういう人にならないようにしようと思った。
自由になりたいなら独立
この映画を要約すると、自由であるためには独立すること。
みんな何かに縛られている。
家族だったり、親だったり、職場だったり、友達だったり。
面倒くさいものに囲まれながら生きている。
でも、その中で自由でいられない。
自由になるために独立するしかない。
最後の最後まで、ヒロインの更紗は誰かを求めている人を演じている。
この映画のテーマは、”自由になりたい”と”自由に生きる”の間にある壁を自分で乗り越える必要がある。って感じがした。
「ロリコンじゃなくても不幸なことはあるよ」
というセリフが深い意味があるように感じた。
さいごに
最近の邦画はクオリティが高いなぁと。
ちょっと家族、親子で観に行くには難しい映画だなと思いました...笑
今年の映画は面白いのばかり。
まだまだ今月みたいのが10本以上あるので、スケジュール作るのが大変だー笑